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更年期太りとPMS太りの違い
ブログ 2025.12.12
女性はホルモンバランスの影響を強く受けるため、年齢によって「太り方」や「体調の変化」が大きく変わります。 その中でも多いのが 「更年期太り」と「PMS太り」。 名前は似ていますが、仕組みも原因も全く違います。 ここでは、その違いと正しい対処法をわかりやすくまとめました。
更年期太りとは?
更年期に起こる体の変化はゆっくり進むため、自分では気づきにくいのが特徴です。 しかし、気づいた頃には体型が変わりやすく、特にお腹周りの変化を実感する方が多くなります。
原因は女性ホルモンの減少による代謝低下
更年期(45〜55歳前後)では、女性ホルモン「エストロゲン」が急激に減少します。 エストロゲンは代謝維持や脂肪コントロールに関わるため、減ることで
- 代謝低下
- 内臓脂肪の増加
- 太りやすい体質 が進みやすくなります。
特徴は“お腹周りの脂肪が増える”
更年期太りの代表的なサインが ぽっこりお腹。 脂肪が下半身よりも上半身に付きやすくなり、これまでと体型が変わってしまうことがあります。
PMS太りとは?
PMS太りは、月経前の数日から1週間ほどで一時的に起こる体重増加のこと。 むくみや気分の変動が重なり、「急に体が重い」と感じる方がとても多いです。
原因はホルモン変動による水分の溜め込み
生理前はエストロゲンとプロゲステロンのバランスが大きく揺れ、体が水分を蓄えやすくなります。 そのため、
- 1〜3kgの一時的な体重増加
- むくみ
- 食欲増加 が起こります。
特徴は“一時的なむくみと体重変動”
脂肪が増えているわけではないため、生理が始まるとスッと元に戻るのが特徴です。 「太った」のではなく、ほとんどが“水分の変動”です。
更年期太りとPMS太りの違い
どちらもホルモンが関わりますが、「太る仕組み」「期間」「対処法」が大きく異なります。 まずはその違いを正しく知ることで、余計な不安を減らすことができます。
| 項目 | 更年期太り | PMS太り |
|---|---|---|
| 原因 | エストロゲン低下による代謝低下 | ホルモン変動による水分調整の乱れ |
| 期間 | 長期的(数年) | 一時的(生理前の数日〜1週間) |
| 太りやすい部位 | お腹周り・内臓脂肪 | 全身のむくみ |
| 回復 | 自然には戻りにくい | 生理開始で元に戻る |
| 対策 | 筋トレ・食事改善 | 塩分調整・水分補給 |
更年期太りの改善ポイント
年齢とともに代謝が下がるため、筋肉を落とさず、体の巡りを整えることが重要です。
① 筋トレで代謝を落とさない
スクワットなどの“基礎代謝が上がる運動”が効果的。
② タンパク質と良質な脂質をとる
筋肉を作る材料が不足すると、さらに代謝が低下します。
③ ストレスと睡眠を整える
コルチゾールが増えると脂肪が付きやすいため、休息は必須。
PMS太りの改善ポイント
PMS太りは“水分調整”と“血行”がカギ。 余分な水分がたまらない状態を作ることで改善しやすくなります。
① 水をしっかり飲む
むくみ対策には逆に水分補給が大切。
② 塩分・甘いものを控える
味が濃い食事はむくみを悪化させます。
③ 軽めの運動で巡りをよくする
ストレッチやウォーキング程度でOK。
まとめ
更年期太りとPMS太りはどちらもホルモンが関わりますが、原因も対処法もまったく異なります。 自分の体の変化を知り、それに合わせたケアを行うことで、体型も気持ちも安定しやすくなります。
どちらの場合でも、無理をせず、続けられる習慣をつくることがいちばんのサポートになります。 あなたの体が少しずつ軽く整っていくように、できることからやさしく取り入れてみてください。
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