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ダイエット中の停滞期はなぜ起きる?
ブログ 2025.12.19
ダイエットを続けていると、 「食事も運動も頑張っているのに体重が減らない」 「最初は順調だったのに、急に止まった」 そんな時期が必ずと言っていいほど訪れます。
この状態を 「停滞期」 と呼びますが、実はこれは失敗ではなく、体が正常に反応しているサイン。 正しい知識を知っていれば、必要以上に落ち込む必要はありません。
停滞期とは?
停滞期とは、ダイエットを続けているにもかかわらず、体重や体脂肪が減りにくくなる期間のこと。 数日〜数週間続くこともあり、多くの人が「やめたくなる原因」になりやすいタイミングです。
ですが、停滞期は誰にでも起こる自然な現象です。
停滞期が起こる主な理由
① ホメオスタシス(恒常性)の働き
人の体には、体重や体温を一定に保とうとする「ホメオスタシス」という仕組みがあります。 急に食事量が減ったり、消費カロリーが増えると、体は 「エネルギー不足=危険」 と判断し、消費エネルギーを抑えようとします。
その結果、
- 脂肪を燃やしにくくなる
- 代謝が一時的に下がる という状態になり、体重が落ちにくくなります。
② 筋肉量の低下
食事制限中心のダイエットでは、脂肪と一緒に筋肉も落ちやすくなります。 筋肉が減ると基礎代謝が下がり、 「同じ生活をしていても痩せにくい体」になってしまいます。
体重が減らない=脂肪が落ちていない、とは限りませんが、 筋肉量の減少は停滞を長引かせる原因になります。
③ 体が軽くなり、消費カロリーが減る
体重が落ちると、それだけで消費カロリーは自然に減ります。 以前と同じ食事・運動内容でも、 「消費と摂取のバランス」が変わり、減量ペースが落ちていきます。
これはダイエットが進んでいる証拠でもあります。
④ ストレスや睡眠不足
停滞期に焦ってしまうと、ストレスが増えやすくなります。 ストレスホルモン(コルチゾール)が増えると、 脂肪をため込みやすくなり、特にお腹周りに影響が出やすくなります。
停滞期にやってはいけないこと
停滞期にやりがちなNG行動があります。
- 食事量を極端に減らす
- 有酸素運動をやりすぎる
- 「もう意味がない」とやめてしまう
これらは、さらに代謝を下げ、停滞を長引かせる原因になります。
停滞期の正しい乗り越え方
① 筋トレを続ける・見直す
筋トレは代謝を保つ最大の味方。 重量や回数を少し変えるだけでも、体への刺激が変わり停滞打破につながります。
② タンパク質をしっかり摂る
筋肉を守り、代謝を維持するためにタンパク質は必須。 食事だけで足りない場合は、プロテインを活用するのもおすすめです。
③ 一時的に「しっかり食べる日」を作る
極端な食事制限が続いている場合、 あえて少し摂取カロリーを増やすことで、 体が「省エネモード」から抜けることもあります。
④ 数字以外の変化を見る
停滞期でも、
- 体脂肪率
- 見た目
- 服のサイズ
- 体の軽さ が変わっていることは多くあります。
体重だけにとらわれないことが大切です。
まとめ
ダイエット中の停滞期は、体が変化に適応しようとしている自然な反応。 決して「失敗」や「向いていないサイン」ではありません。
正しい知識を持ち、 ・無理な制限をしない ・筋肉を守る ・焦らず続ける この3つを意識することで、停滞期は必ず抜けていきます。
体が変わるスピードは人それぞれ。 大切なのは、やめずに“続けられる選択”をしていきましょう。
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